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厚労省は信用できるのか?国民医療費に疑念?


​​​​​​​​​​​​​ 皆様 お早うございます。 今回の日記を書くために、データをかき集めて確認するために時間がかかりました。 国民医療費のデータに疑念 厚労省の勤労統計の不正が発覚し問題になっています。 もっと重大な疑惑?疑念が生じるデータがあります。 勤労所得から一方的に差し引かれる健康保険料の算定基準になっている 国民医療費に疑念がいっぱいあります。 もし、国民医療費がデタラメな数字の羅列だったら? そう思ってしまう根拠を説明いたします。

資料の出典元、統計情報白書、各種統計調査  e-satat 政府統計窓口 国民医療費  及び 厚労省 患者調査

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450032&tstat=000001020931

厚労省は、保険料負担が増える根拠として、下記のような資料を公開しています。 このままにしてくと、国民が負担する保険料は倍増するかもしれないのです。 決して他人事ですまされることではないと思います。 医療費の伸び率と国民所得を連動して説明しています。 疑問に思うのは、医療費と国民所得と直接の関連がないと思うのですが。 医療費は、実際に治療にかかった費用の総額であり、患者数が増えれば医療費も増加すると思いますが、患者数が増えなければ、極端に医療費が増えることはないと思うからです。

厚労省が公表している、国民医療費の推移を調べました。 1954年度の国民医療費は2,154億円 2016年度の国民医療費は42兆1,381億円 なんと、195倍にも膨らんでいるのです。 下記図を見て頂くと、国民医療費は、1964年度からほぼ毎年1兆円単位で増加しています。

1人あたりの国民医療費って何だろう? 1人あたりの国民医療費が記載されているのに、患者数の記載がないため その根拠になる人数を確認すると、日本人の人口の推移に合致しました。 すなわち、赤ちゃんから老人までの 治療を受けていない人も含まれているのです。 1人あたりの医療費の言葉に該当するのは、 医療費総額を治療を受けた患者総数で割った額のことだと思うのですが・・・ ここでも、疑念がわきました。

毎年1兆円単位で増え続けている国民医療費に疑念が生じるので 国民医療費の詳細を調べてみました。 ※医療費の統計には、患者数の詳細がありませんでした。 従って、患者の詳細を患者調査から確認し、各年度に照らし合わせてみました。 入院患者と入院医療費

疑念1​ 患者数が減少しているのに、医療費は兆円単位で増加している? 入院患者数 1980年の1,247,200人から、1990年の1,500,900人が最大で 以降は、減少しています。 入院医療費 千億円-兆円単位で毎年増加している。 疑念2​ 入院患者1人あたりの医療費の増加額が異常? 1965年度は504,363円、1970年度は約倍額の905,620円。 1972年度は、1,189,835円が1975年度は2,448,435円 入院患者1人あたりの治療が約130万円増加している。しかし、患者数は24400人減少している。 2014年度は、 1人11,574,234円の治療費がかかる患者が1,318,800人いることになる。 主な入院の多くは、100万円以上の治療費になる患者は多くないハズ。 疑念3​ 前回データと比べての増減額では異常すぎる額 1980年度は1975年度に比べて 患者数は208,700人増加、医療費は2兆2,914億円増加 増加分1人あたりでは、10,979,396円になる。 唐突しているのは 1999年度は1996年度に比べて 入院患者数は2100人増加、医療費は8,627億円増加 増加分1人あたりでは4億1080万9524円になる。 1996年度に比べて 1人4億1080万円の患者が2100人増えたことになるのです。 疑念4 患者数が減少しているのに、医療費は増加している 1975年度 患者数は24,000人減少しているのに、医療費は1兆2,785億円増加。 1984年度 患者数は34,400人減少しているのに、医療費は3,847億円増加。 1993年度 患者数は71,400人減少しているのに、医療費は1兆3,423億円増加 2002年度 患者数は31,600人減少しているのに、医療費は2,111億円増加 2008年度 患者数は70,400人減少しているのに、医療費は7,027億円増加 2011年度 患者数は51,400人減少しているのに、医療費は1兆5,549億円増加 2014年度 患者数は22,200人減少しているのに、医療費は8,887億円増加 あまりにも不自然なデータだと思いませんか? 通院患者と通院医療費

疑念5 通院患者数はほぼ横ばいで推移しているのに、通院医療費は増大し続けている。 1972年度の通院患者数は6,747,000人、 1983年度の7,495,500人が最大で 700万人前後を増減している。 ところが、医療費は千億円から兆円単位で増加し続けている。 通院患者1人あたりの医療費 1965年度は119,692円 1970年度は約倍額の218,525円 直近の2014年度の1人あたりの通院費は1,932,264円 1970年度の約10倍 しかも、それだけの通院医療費になる患者は、7,238,400人。 現実にあり得ると思わないデータである。 ごく一般的な通院治療の場合 1回の医療費は1万円から2万円だと思われる。 毎月1回通院した場合、12万円から24万円 1人の通院費が190万円になっている方に会ったこともありません。 前回データに比べた増減額 1975年度は1972年度に比べて、 患者数は105,100人増加、医療費は1兆5,464億円増加 増加分1人あたり14,713,606円になる。 すなわち、1972年度に比べて1人14,713,606円かかる医療費の患者が105,100人 増えたことになる。 1980年度の患者数は、 1975年度に比べて84,100人減少しているのに、医療費は2兆3,333億円増加している。 通院医療費だけでは分からなかった詳細について通院患者数からのデータを確認すると 疑念だらけであった。 入院患者数、通院患者数が分かったので 患者1人あたりの医療費を求めると下記の通りになった。 厚労省が公表している国民1人あたりの医療費と患者1人あたりの医療費には 大きく違う結果になった。 1965年度  1人あたりの国民医療費11,400円 患者1人あたりの医療費は193,244円 1980年度 1人あたりの国民医療費は、102,300円 患者1人あたりの医療費は1,494,723円 1990年度 1人あたりの国民医療費は166,700円 患者1人あたりの医療費は2,463,144円 2002年度 1人あたりの国民医療費は、242,900円 患者1人あたりの医療費は3,903,481円 2014年度 1人あたりの国民医療費は、321,100円 患者1人あたりの医療費は、4,768,744円 これらから、公表している医療費に対する疑念を消すための医療費を公表しているのでは?と 疑う結果である。

勤労所得から一方的に差し引かれる保険料の推移を確認してみた 下記の通り、保険料は、国民医療費に対して毎年増加している。

国民医療費の根拠が崩れたことで、保険料負担の正当性に疑念が生じる。 勤労統計の不正よりも 重大な疑惑では?


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